本学院は陝西省に属する総合大学で、古き町並みを誇る楡林市郊外に位置します。本学院の所在地楡林市は、かの有名な万里の長城を背に、古来より戦の絶えない地域であり、また、黄河流域の農耕文化と北方の遊牧文化の融合点でもありました。現在まで残る楡林市特有の建築、伝統文化はこれにより形成されたものです。明・清代の多くの貴重な古代建築は良好な状態で保存されており、また出土品も多く、その歴史的価値により国務院より歴史文化重要区に指定されました。

学院総面積は約60万㎡、校舎面積37,3㎡、学習設備及び機器の総額4876万元。校内の各種設備は最新のものを使用しています。図書館では最新の図書管理システムを採用しており、現在の総蔵書数74,5万冊、電子図書3100冊、国内外の各季刊誌・月刊誌合わせて1500冊以上。電子閲覧室（168席）と科学研究室（インターネットのできるパソコンが1000台以上完備）があり、すべての学生と教師に最新の勉学環境、研究環境を提供しています。

校内には草木が茂り、せせらぎにかかる橋があり、美しい自然環境があなたを待っています。春夏は若葉のにおいに満ち、至るところで鳥のさえずりが聞こえ、秋冬には清く心地よい風が吹き抜け、青松が緑の葉を誇らしげに伸ばしています。この地こそ、知を求め勉学を修める最も理想的な桃源郷です。

本学院は15の学部、本科31科、専科18科に分かれ、本・専科合計9590名、教職員733名（教授・助教授150名、博士・修士課程修了者200名、講師・外国人講師35名）を有し、教師陣は勤勉・団結・奉仕をモットーとして教育に取り組んでいます。

本学院は国際交流を積極的に推し進めています。その一環として、イギリスのVSO,OTP、またアメリカのAFSなどの教育文化機構との長期交流、相互訪問活動等を行っています。同時に日本、アメリカ、オーストラリア、フィリピン、マレーシア、シンガポール等の諸外国、香港、マカオ、台湾の多数の大学とも友好関係を保っています。特に日本とは、日本DGC農業集団と協力して「黄土高原生態文化回復センター」を設立したり、日本側の450万円の寄付によって「水洗式トイレ」の普及をしたり、日本風力発電会社から一台200万円相当の風力発電機を譲り受けたりしています。

楡林学院は留学生受け入れ資格のある大学です。経験豊富な外国人向け教師陣、適切なカリキュラム、完成された設備が整っています。ここでは「因材施教（人に応じて適した教育をする）」をモットーに、中国語習得状況の異なる学生に対して異なる教育方法を用い、少人数制のクラス編成によって授業の質を確保しています。楡林学院では留学生寮を完備しており、留学生に便利で快適な学習環境を提供しています。

大学公式HPはこちら。

http://www.yulinu.edu.cn